確認問題・3S08X4D6YKNMEB1BX8RDQNP52F

生物膜法による中大型浄化槽の流量調整槽タイプで、流量調整槽の主な機能として、最も適切なものは…

正解を見る前に5つの選択肢を比較し、解説では選択肢ごとの判断理由と根拠資料を確認します。

大規模水質特論 流量調整槽の機能 応用 目安 105秒
Q

問題

生物膜法による中大型浄化槽の流量調整槽タイプで、流量調整槽の主な機能として、最も適切なものはどれか。

  1. 1 pHを必ず中性へ調整することだけを目的とする。
  2. 2 全ての汚濁物質を槽内だけで分解する。
  3. 3 貯留・撹拌をせず、流入量の多寡にかかわらず全量を直ちに二次処理へ送る。
  4. 4 汚泥を最終処分することだけを目的とする。
  5. 5 流入量・水質が時間的に変動する汚水をある程度貯留・撹拌し、一定量を二次処理装置へ移送して、流入汚水の量・質の変動を緩和する。
正解と解説を表示する 自分で答えを決めてから開くのがおすすめです
正解 5

解説

生物膜法による中大型浄化槽の流量調整槽タイプでは、流入量・水質が時間的に変動する汚水をある程度貯留し、撹拌・混合して一定量を二次処理装置へ移送します。これにより、流入汚水の量・質の変動を緩和します。pH調整、固定の槽容量又は全有害物質の分解を、この槽の必然的な機能として扱いません。貯留・撹拌・一定量移送は後段処理の安定運転に寄与しますが、後段へ入る汚濁負荷が常に一定になることまで保証するものではありません。根拠は環境省の検討資料であり、確定した一般設計基準として扱いません。

よくあるミス

  • 流量調整槽が全ての汚染物質を分解すると考える
  • pH調整を全ての流量調整槽の必須機能と考える

選択肢別解説

1. 誤りの選択肢

この資料対象の流量調整槽では、流入量・水質が時間的に変動する汚水の貯留・撹拌・一定量移送による量・質の変動緩和を扱います。pH調整を必然の機能としていません。

2. 誤りの選択肢

流量調整槽は、汚水を貯留・撹拌して一定量を二次処理装置へ移送する役割を持ちます。全ての汚濁物質を槽内だけで分解するものではありません。

3. 誤りの選択肢

このタイプでは、流入量・水質が時間的に変動する汚水をある程度貯留・撹拌し、一定量を二次処理装置へ移送します。

4. 誤りの選択肢

流量調整槽の資料対象上の機能は、流入汚水の量・質の変動を緩和し、二次処理装置へ一定量を移送することです。

5. 正しい選択肢

流量調整槽タイプでは、流入量・水質が時間的に変動する汚水を貯留・撹拌し、一定量を二次処理装置へ移送することで、流入汚水の量・質の変動を緩和します。