Q
問題
ひ素を含む排水の処理で、凝集沈殿を用いる場合の説明として、最も適切なものはどれか。
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正解
4
解説
ひ素及びその化合物は排水基準の有害物質として扱われ、規制値の判断には告示に基づく検定方法を用います。ただし、法令・告示は規制対象と測定方法の根拠であり、処理条件そのものの根拠ではありません。 処理技術としては、鉄塩などによる凝集・共沈や吸着などを検討する場合があります。ひ素の化学形態、酸化状態、pH、共存物質により処理性が変わるため、前処理、固液分離、汚泥管理を含めて条件を確認します。特定pHで常に完全除去できる、薬品添加だけでよい、という断定は避けます。
よくあるミス
- 有害物質と栄養塩の混同
選択肢別解説
ひ素を大気へ放出する考え方は排水処理として不適切です。有害物質として水中濃度を確認し、適切な処理と検定方法で管理します。
凝集・共沈は、ひ素を固液分離しやすい形へ移すことを考える処理です。水素ガスへ完全に変える反応ではありません。
ひ素処理では、化学形態、酸化状態、pH、共存物質が処理性に影響します。一律に無関係とはいえません。
鉄塩などによる凝集・共沈は利用される場合があります。ただし化学形態、pH、共存物質、前処理条件を確認して適用可否を判断します。
ひ素は有害物質として扱う項目です。窒素・りんの富栄養化対策だけで処理する考え方とは異なります。