Q
問題
六価クロム含有排水に薬品還元法と水酸化物凝集沈殿法を適用する場合、一般的な処理順序として最も適切なものはどれか。
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正解
3
解説
薬品還元法と水酸化物凝集沈殿法を組み合わせる場合は、六価クロムを三価クロムへ還元した後、pHを調整して三価クロムを水酸化物として沈殿させ、凝集沈殿などで固液分離します。膜処理、イオン交換又は吸着など別の方法が選ばれる場合もあります。使用する還元剤、pH、ORP及び反応時間は、排水性状、濃度、共存物質及び設備条件に応じて設定します。
よくあるミス
- 酸化と還元を取り違える
- 還元前に三価クロムと同じ沈殿処理ができると考える
選択肢別解説
六価クロムは水中でクロム酸系のイオンとして存在し、曝気による気散除去を基本工程とする物質ではありません。
この組合せでは、六価クロムをさらに酸化するのではなく三価クロムへ還元し、その後にpHを調整して水酸化物として沈殿分離します。
六価クロムを三価クロムへ還元し、続いてpH調整、水酸化物生成、凝集沈殿・固液分離を行う順序が資料に示されているため、この説明が適切です。
六価クロムのままでは、三価クロム水酸化物と同じ沈殿処理にはなりません。この方法では、先に三価クロムへ還元します。
吸着法が選択される場合はありますが、活性炭だけで六価クロムを分解してすべて無害化するとはいえず、設問の処理法の工程順序とも一致しません。