確認問題・G9YF49DWPE50NZ2N06RS35TKW0

アルカリ塩素法による処理工程で、シアン化ナトリウムに由来する危険に着目した場合、シアン化ナト…

正解を見る前に5つの選択肢を比較し、解説では選択肢ごとの判断理由と根拠資料を確認します。

水質有害物質特論 シアン処理 応用 目安 95秒
Q

問題

アルカリ塩素法による処理工程で、シアン化ナトリウムに由来する危険に着目した場合、シアン化ナトリウムを含む処理液を酸性排水と混合させない主な安全上の理由として、最も適切なものはどれか。

  1. 1 有毒なシアン化水素ガスが発生するおそれがある。
  2. 2 酸性側にすれば、シアン化物は自動的に全量が無害化される。
  3. 3 処理液が当初アルカリ性であれば、酸性排水と混合してもシアン化水素は発生しない。
  4. 4 酸との接触で注意すべきものは腐食だけであり、有毒ガスは発生しない。
  5. 5 酸性化の影響は重金属の沈殿だけであり、シアン化物の安全性には関係しない。
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正解 1

解説

特定化学物質障害予防規則第11条第2項は、酸を含む排液とシアン化ナトリウム等を含む排液が混合してシアン化水素が発生するおそれがある場合、両者が混合しない構造を求めています。厚生労働省の安全データシートも、シアン化ナトリウムと酸との接触による有毒なシアン化水素ガスの発生危険を示しています。したがって、アルカリ塩素法による処理工程でも酸性排水との混合を防ぐことが重要です。具体的な薬注量、管理pH又は反応時間は、処理条件に応じて別に確認します。

よくあるミス

  • 酸性化を無害化操作と誤認する
  • 酸との接触によるシアン化水素発生リスクを見落とす

選択肢別解説

1. 正しい選択肢

シアン化ナトリウムは酸との接触によって、有毒なシアン化水素ガスを生じるおそれがあります。

2. 誤りの選択肢

酸性化だけでシアン化物が全量無害化されるとはいえず、むしろ有毒なシアン化水素発生の危険があります。

3. 誤りの選択肢

シアン化ナトリウムと酸との接触ではシアン化水素を生じるおそれがあるため、混合前の処理液がアルカリ性であることだけを理由に危険を否定できません。

4. 誤りの選択肢

腐食性だけでなく、有毒なシアン化水素ガスの発生が重要な危険です。

5. 誤りの選択肢

酸性化はシアン化ナトリウムからシアン化水素が生じる危険に関係するため、重金属沈殿だけの論点ではありません。