Q
問題
重金属排水の沈殿処理で、共存物質や錯形成の影響を考える理由として、最も適切なものはどれか。
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正解
1
解説
重金属を水酸化物などとして沈殿させる場合でも、金属種、pH、共存物質、錯形成の有無により溶存しやすさや固液分離のしやすさが変わります。したがって、単にpHを上げれば常に十分と考えるのは危険です。 対象排水の性状を確認し、凝集沈殿、硫化物沈殿などの方法選択、固液分離、処理後の水質確認、発生汚泥の管理を合わせて考えます。この問題では特定条件の設計値ではなく、共存物質や錯形成を見落とさない一般原則を問います。
よくあるミス
- pHだけで必ず処理できると考える
- 共存物質や錯形成の影響を見落とす
選択肢別解説
重金属の沈殿性は金属種、pH、共存物質、錯形成の影響を受けます。単一条件で一律に判断しない点が重要です。
金属種やpHにより沈殿しやすさは異なります。すべての金属が同じ条件で完全に沈殿するとはいえません。
共存物質や錯形成により、処理が難しくなる場合があります。常に処理が容易になるとは限りません。
生成した沈殿物の分離、処理後の水質確認、発生汚泥の管理が必要です。
重金属沈殿処理は油水分離だけを指すものではありません。金属を沈殿物として分離しやすい形にする処理を含みます。