確認問題・3QZE3GP51QXD3038GEAHM013QV

高温排水によって放流先の水温が上昇した場合に生じ得る影響として、最も適切なものはどれか。

正解を見る前に5つの選択肢を比較し、解説では選択肢ごとの判断理由と根拠資料を確認します。

水質概論 水温・高温排水 標準 目安 95秒
Q

問題

高温排水によって放流先の水温が上昇した場合に生じ得る影響として、最も適切なものはどれか。

  1. 1 放流先の水温が上がるほど、飽和溶存酸素量は一般に増える。
  2. 2 飽和溶存酸素量を低下させ、条件によっては放流先のDOや水生生物の生息条件に影響する。
  3. 3 放流先の水温が上昇すれば、その水のpHは必ず7になる。
  4. 4 放流先の水温が上昇すれば、水中の有機物は直ちに完全分解される。
  5. 5 水温変化は水質や水生生物に影響しない。
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正解 2

解説

国立環境研究所の説明では、水中に溶ける酸素量は水温が高くなるほど低下し、酸欠状態が続くと生物相が貧弱になるとされています。したがって、高温排水による放流先の水温上昇は、飽和溶存酸素量の低下を通じてDOや水生生物の生息条件に影響し得ます。水温上昇だけからpHの中性化や有機物の完全分解を導くことはできません。

よくあるミス

  • 水温とDOの関係

選択肢別解説

1. 誤りの選択肢

一般に水温が高くなると飽和溶存酸素量は低下するため、増えるという説明は逆です。

2. 正しい選択肢

一般に水温が高くなるほど飽和溶存酸素量は低下し、条件によっては放流先のDOや水生生物の生息条件に影響します。

3. 誤りの選択肢

pHは水素イオン濃度に関係する指標であり、水温上昇だけで放流先の水が必ず中性になるとはいえません。

4. 誤りの選択肢

有機物の分解は水質や反応条件などに左右され、水温上昇だけで直ちに完全分解されるとはいえません。

5. 誤りの選択肢

水温は水質項目の一つであり、溶存酸素量や水生生物の生息条件に影響し得ます。