確認問題・WFC2Z7GYZYWMCF9VV10ZVMPJQE

活性炭吸着処理の特徴として、最も適切なものはどれか。

正解を見る前に5つの選択肢を比較し、解説では選択肢ごとの判断理由と根拠資料を確認します。

汚水処理特論 08-PHYS-CHEM-ACTIVATED-CARBON 標準 目安 95秒
Q

問題

活性炭吸着処理の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. 1 活性炭は、砂より粒径が大きいほど必ず吸着性能が無限に高くなる。
  2. 2 活性炭吸着は、pH中和だけを目的とする処理である。
  3. 3 溶解性有機物、臭気、色度成分などの除去に用いられることがある。
  4. 4 活性炭は一度使うと吸着容量が増え続け、破過は起こらない。
  5. 5 活性炭吸着では、前処理やSS除去は常に不要である。
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正解 3

解説

活性炭吸着は、活性炭の細孔構造や比表面積を利用して、溶解性有機物、臭気、色度成分などを吸着する処理です。粒径だけで性能が決まるわけではなく、対象物質の大きさや性状、活性炭の物性、接触条件、共存物質の影響を受けます。 使用を続けると吸着容量に近づき、破過が起こり得ます。処理水質を確認し、必要に応じて前処理、交換、再生を行うことが重要です。 この問題は、処理技術一般として活性炭が溶解性有機物や臭気・色度成分に使われる代表用途と、破過・前処理管理を問う。

よくあるミス

  • 活性炭処理をpH中和や砂ろ過と同じものとして扱う。
  • 吸着容量や破過を考えずに、いつまでも同じ処理性能が続くと考える。
  • SSや油分の前処理を不要と考える。

選択肢別解説

1. 誤りの選択肢

粒径だけで吸着性能が無限に高くなるわけではありません。比表面積、細孔構造、対象物質の大きさや性状、接触条件が関係します。

2. 誤りの選択肢

活性炭吸着は、表面への吸着を利用して溶解性有機物などを除去する処理です。酸・アルカリを加えるpH中和とは目的が異なります。

3. 正しい選択肢

代表用途として適切です。ただし吸着容量には限界があり、破過や前処理、交換・再生管理を併せて考えます。

4. 誤りの選択肢

使用を続けると吸着容量に近づき、破過が起こり得ます。処理水質を見ながら交換・再生などの管理が必要です。

5. 誤りの選択肢

SSや油分が多いと目詰まりや吸着性能低下の原因になります。原水性状に応じた前処理を検討します。