Q
問題
浄水処理の凝集工程における急速かくはんと緩速かくはんの役割として、最も適切なものはどれか。
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正解
4
解説
凝集剤を注入した直後は、急速かくはんで薬品を水中へ均等に分散させます。その後、緩速かくはんで微細フロックの衝突を繰り返し、沈降しやすいフロックへ成長させます。フロックが大きくなる段階では、過大なせん断による破壊を避けます。
よくあるミス
- 急速かくはんと緩速かくはんの役割を逆にする
- 凝集と沈殿を同じ工程と考える
選択肢別解説
急速かくはんの主目的は、凝集剤を水中へ均等に分散させて微小フロックの形成を促すことです。成長したフロックの重力沈降は後段の沈殿工程で行います。
緩速かくはんでは、形成された微小フロックを穏やかに接触させて成長させます。過度に強いせん断だけを与えるとフロックを壊すおそれがあり、急速かくはんと同じ役割ではありません。
急速かくはんは薬品の分散、緩速かくはんはフロック成長が主な役割です。同じ目的として扱うと工程の意味を取り違えます。
急速かくはんで凝集剤を分散させ、緩速かくはんでフロックを成長させる流れが凝集処理の基本です。
フロックの成長に合わせて過大なせん断を避け、破壊を抑えることが重要です。