Q
問題
畜産汚水の窒素除去を行う活性汚泥処理で、脱窒反応の説明として、最も適切なものはどれか。
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正解
5
解説
畜産汚水の活性汚泥処理における脱窒は、溶存酸素がほぼない無酸素条件で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素を電子受容体とし、有機物などを電子供与体として窒素ガスへ還元する反応です。アンモニア性窒素を好気条件で酸化する硝化、凝集によるりん除去、砂ろ過又は中和とは、目的と機構が異なります。
よくあるミス
- 硝化と脱窒の反応方向を取り違える
- 処理機構の比較に方式固有の設計条件を持ち込む
選択肢別解説
アンモニア性窒素を好気条件で酸化する反応は硝化です。脱窒は硝酸性窒素などを還元する反応です。
凝集剤でりんをフロック・沈殿として除去する方法はりん除去の方法であり、脱窒の反応ではありません。
砂ろ過は主に浮遊物の除去に用いられる処理で、硝酸性窒素などを還元する脱窒反応とは異なります。
中和はpHを調整する処理であり、硝酸性窒素などを還元する脱窒反応とは目的と機構が異なります。
無酸素条件で硝酸性・亜硝酸性窒素を還元し、窒素ガスへ変換するため、脱窒の説明として適切です。