確認問題・5XKPV408JNCE0WNMV2X0DCW9C3

畜産汚水の窒素除去を行う活性汚泥処理で、脱窒反応の説明として、最も適切なものはどれか。

正解を見る前に5つの選択肢を比較し、解説では選択肢ごとの判断理由と根拠資料を確認します。

汚水処理特論 脱窒 標準 目安 95秒
Q

問題

畜産汚水の窒素除去を行う活性汚泥処理で、脱窒反応の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. 1 アンモニア性窒素を好気条件で硝酸へ酸化する反応である。
  2. 2 凝集剤を用いてりんをフロック・沈殿として除去する反応である。
  3. 3 砂ろ過により浮遊物を捕捉する操作である。
  4. 4 pHを調整するだけの酸塩基反応である。
  5. 5 溶存酸素がほぼない無酸素条件で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素を電子受容体とし、有機物などを電子供与体として窒素ガスへ還元する反応である。
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正解 5

解説

畜産汚水の活性汚泥処理における脱窒は、溶存酸素がほぼない無酸素条件で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素を電子受容体とし、有機物などを電子供与体として窒素ガスへ還元する反応です。アンモニア性窒素を好気条件で酸化する硝化、凝集によるりん除去、砂ろ過又は中和とは、目的と機構が異なります。

よくあるミス

  • 硝化と脱窒の反応方向を取り違える
  • 処理機構の比較に方式固有の設計条件を持ち込む

選択肢別解説

1. 誤りの選択肢

アンモニア性窒素を好気条件で酸化する反応は硝化です。脱窒は硝酸性窒素などを還元する反応です。

2. 誤りの選択肢

凝集剤でりんをフロック・沈殿として除去する方法はりん除去の方法であり、脱窒の反応ではありません。

3. 誤りの選択肢

砂ろ過は主に浮遊物の除去に用いられる処理で、硝酸性窒素などを還元する脱窒反応とは異なります。

4. 誤りの選択肢

中和はpHを調整する処理であり、硝酸性窒素などを還元する脱窒反応とは目的と機構が異なります。

5. 正しい選択肢

無酸素条件で硝酸性・亜硝酸性窒素を還元し、窒素ガスへ変換するため、脱窒の説明として適切です。