確認問題・T3MC0S8GGC8ZJF3ANCYKAWQ6N4

畜産汚水を対象とする活性汚泥法で、低水温期に硝化菌を保持するためのSRT管理として、最も適切…

正解を見る前に5つの選択肢を比較し、解説では選択肢ごとの判断理由と根拠資料を確認します。

汚水処理特論 SRT・汚泥齢 応用 目安 125秒
Q

問題

畜産汚水を対象とする活性汚泥法で、低水温期に硝化菌を保持するためのSRT管理として、最も適切なものはどれか。

  1. 1 低水温では硝化菌が速く増えるため、SRTを極端に短くする。
  2. 2 SRTは硝化に関係しないため、MLSSだけを見ればよい。
  3. 3 SRTを高めるためには、MLSSを高くしても最終沈殿池やDOを確認する必要はない。
  4. 4 余剰汚泥の引抜き量を管理して硝化菌を保持できるSRTを確保し、MLSS、沈殿槽での固液分離及び酸素供給を併せて確認する。
  5. 5 硝化を進めるには、曝気を止めて嫌気状態を保つ。
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正解 4

解説

硝化菌は増殖が遅く、低水温では活性も低下します。SRTが短すぎると、硝化菌が増殖するより先に系外へ引き抜かれやすくなります。余剰汚泥の引抜き量を管理して必要なSRTを確保しますが、MLSSを高め過ぎると沈殿槽からの汚泥越流や曝気槽でのDO不足につながるおそれがあります。このため、SRT、MLSS、固液分離及び酸素供給を併せて確認します。

よくあるミス

  • 低水温で硝化活性が高まると考える
  • SRTだけを見て固液分離とDOを無視する

選択肢別解説

1. 誤りの選択肢

低水温では硝化菌の増殖は遅くなりやすく、短すぎるSRTは不利です。

2. 誤りの選択肢

SRTは硝化菌の保持に関係します。MLSSだけでは判断できません。

3. 誤りの選択肢

MLSSが高過ぎる場合には、最終沈殿池からの汚泥越流や曝気槽でのDO不足に注意が必要です。

4. 正しい選択肢

硝化菌を保持するSRTを確保しながら、MLSS過大時の汚泥越流やDO不足のリスクも併せて確認する考え方です。

5. 誤りの選択肢

硝化は好気条件で進むため、曝気停止は不適切です。