この記事の要点
最初に負荷量、除去率、滞留時間の3パターンを押さえます。mg/L、m³/日、kg/日、時間、日を変換できるかを確認し、問題文が除去量を聞いているのか処理後濃度を聞いているのかを見分けます。
この記事の確認状況
- 確認状況
- 編集部確認済み(公式資料参照)
- 確認者
- 公害防止管理者 合格ナビ編集部
- 確認日
- 2026-06-27
受験制度・科目構成・学習導線の記述を中心に確認。正式な申込条件は公式受験案内で再確認してください。
負荷量は単位換算が中心
濃度と流量から汚濁負荷量を求める問題では、mg/Lとm³/日の組み合わせがよく出ます。1 m³は1000 Lなので、mg/Lとm³/日を掛けたあと、mgをkgへ直す必要があります。
式を丸暗記するより、単位を横に書いて消していく方がミスを減らせます。最終的にkg/日なのか、g/日なのかを最初に確認してください。
除去率は残存率との混同に注意
除去率90%なら、除去されるのは90%、残るのは10%です。問題が「除去量」を聞いているのか「処理後濃度」を聞いているのかで使う値が変わります。
よくある誤答は、90%を0.9ではなく90として計算すること、または残存濃度を求める場面で除去量を答えてしまうことです。
滞留時間は流量の時間単位を見る
槽容量と流量から滞留時間を求めるときは、流量がm³/日なのかm³/hなのかを確認します。日単位で計算したあと時間へ直す、または最初に流量をm³/hへ直す、どちらでも構いません。
ただし、計算途中で日と時間を混ぜると誤答になります。最終単位を先に決め、途中式を一貫させます。
滞留時間の式では、槽容量を流量で割る向きと日・時間の換算を、途中式トレーナーで分けて確認します。
ミスの種類を分けて復習する
計算問題で不正解になったとき、単純な四則演算ミスなのか、単位換算ミスなのか、問題条件の読み違いなのかを分けることが重要です。原因を分けずに解き直しても、同じ種類のミスが残ります。
このサイトでは、計算問題トレーナーで途中式ごとの判定を確認できます。通常演習とあわせて使い、解説でミスの原因を確認してください。
計算問題で失点しやすい共通原因
水質計算では、公式そのものよりも単位換算で失点するケースが多くあります。mg/L、m³/日、kg/日、時間と日などを、式に入れる前にそろえる習慣が重要です。
また、除去率では「除去された量」と「残った量」を取り違えやすく、滞留時間では槽容量と流量の単位を合わせる必要があります。最終答えだけでなく、中間値を確認する練習が効果的です。
- 式を書く前に単位をそろえる
- 百分率は小数に直す
- 除去量と残存量を分ける
- 中間値を残して見直す
計算問題は公式暗記より単位変換
負荷量、除去率、滞留時間の問題は、公式そのものは難しくありません。失点の多くは、mg/L、m³/日、kg/日、時間と日の換算、百分率の扱いで起きます。
最初に単位をそろえ、式に入れる前に桁を確認するだけで、誤答を大きく減らせます。途中式型の計算トレーナーでは、最終値だけでなく、公式選択、単位換算、中間値を分けて確認する設計にしています。
- mg/L × m³/日 は kg/日へ直す
- 除去率は%を小数へ直す
- 槽容量と流量の時間単位を合わせる
- 答えの桁が現実的か確認する
例題で確認
例題:負荷量の単位換算
BOD 120 mg/L、流量500 m³/日の負荷量は何kg/日か。
60 kg/日です。
120 × 500 × 10^-3 = 60。mg/Lとm³/日からkg/日へ直す係数10^-3を使います。
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よくある質問
計算問題は公式を覚えれば解けますか。
公式だけでは不十分です。単位換算、百分率、問題文の条件読解が得点を左右します。
最初に練習するならどの計算ですか。
汚濁負荷量、除去率、滞留時間の3つから始めるのがおすすめです。多くの水質計算の基礎になります。